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お伊勢さんと呼ばれて親しまれる伊勢神宮は、日本人の総氏神。
正式名称を「神宮」といい、皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)を中心に、14の別宮と109の摂社・末社・所管社を合わせた125の宮社からなっています。内宮の御正宮に祀られている天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、約2000年前、この地に鎮座されました。そして、その約500年後、食物や産業を司る豊受大御神(とようけおおみかみ)を呼び寄せられ、外宮が誕生しました。神宮参詣の順路は、まず外宮から内宮へというのが古くからのならわしです。
知っているようで意外と知らない、正式な参詣の仕方も覚えて、この冬は伊勢神宮で身も心も清々しくして新しい年を迎えましょう。

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神宮へは通常、外宮⇒内宮と周るのが古来からの参詣順。手水は、外宮なら火除橋(ひよけばし)を渡ったところの手水舎、内宮なら、五十鈴川の御手洗場(みたらし)があるので、そちらで手水をするのがおすすめです。
また、参道は真ん中を避けて歩きます。お参りの作法は、二拝、二拍手、一拝。拍手を打つコツは、右手を少し左手よりずらして軽く合わせます。これで、あなたも参詣上級者に!



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キリリとした、神聖な空気を感じる、内宮参道を右側に下りてゆくと、石畳が敷き詰められた五十鈴川岸の御手洗場に到着します。サラサラと流れる水音を聞きながら、水に手を浸せば、指先からヒンヤリと体に水の清らかさが伝わってきます。昔は皆、この川で身を清めてから神宮に参詣したとか。倭姫命(やまとひめのみこと)が御裳の裾を濯がれたことから、御裳濯川(みもすそがわ)とも称される、五十鈴川。古式ゆかしい手水法をぜひ、おためしあれ。
内宮、外宮とも大晦日の夜には、かがり火が焚かれ、火の灯りの中、厳かな雰囲気が漂います。大晦日に振舞われる、年越餅と御神酒(御神酒は正月三が日まで戴ける)を戴きながら、心身ともに、すこやかな一年をお祈りしましょう。1月1日には、歳旦祭が内宮・外宮にて、執り行われます。この行事は、新玉の年のはじめを寿(ことほぎ)、皇室の弥栄・五穀の豊穣・国家の隆昌・国民の平安をお祈りする新年最初のお祭りで、若水をはじめ、御飯・御酒・海・川・山・野の種々の神饌をお供えする、というものです。そのほか、隣接するおはらい町、おかげ横丁でも、いろいろな催しがあります。

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日本人の総氏神である伊勢神宮には、この季節、日本全国から参拝者がやってきます。スムーズに参拝するためには、公共交通機関のご利用をおすすめします。また、お車でお越しの方は『パーク&バスライド』をご利用ください。伊勢自動車道から直通で、三重県営サンアリーナにお車を駐車していただき、専用レーンを通るシャトルバスで神宮までお送りします。
年末年始パーク&バスライド・交通規制について -
式年遷宮とは20年に一度、正殿(しょうでん)を始め御垣内(みかきうち)の建物や、殿内の御装束(おんしょうぞく)、神宝(しんぽう)をすべて新調して御神体を新宮へ遷す大事なお祭りです。
社殿の建て替えは、内宮、外宮の双方とも、同じ広さで西と東にある敷地を交互に使って、社殿を建て替えます。第1回の式年遷宮が内宮で行われたのは、持統天皇4年(690)で、それから約1300年にわたって現代にまで引き継がれているわが国の重要な行事のひとつです。近年では、平成25年に第62回式年遷宮を予定しています。
この式年遷宮の際、ご正宮を新調した後に残る古材や、神宝類については、御正殿の棟持柱が宇治橋の前と後ろにある大きな鳥居に再生され、そのほかの古材は、日本全国の縁の深い神社へと撤下されて、同様に再生、活用されていきます。一方、御装束や神宝は、明治以前には燃えるものはお焚き上げを、燃えないものは、土中に埋められていましたが、今は、一部を神宮の博物館である神宮徴古館にて常時展示しています。
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