

秋山兄弟生誕地からロープウェー街を散策しながら行くとその先に現代的な美しい建物「坂の上の雲ミュージアム」に到着します。
スロープを伝ってのぼる2〜4階の展示スペースには、建物の名前にもなっている司馬遼太郎氏の小説『坂の上の雲』にちなんだ展示物や、
小説の主人公たちが生きた明治の時代背景などがわかる企画展などが数多く行なわれています。
また、この建物のデザインは、日本を代表する建築家安藤忠雄氏の手によるもの。
そのため、建物自体を観るために建築を専門に学ぶ人も訪れるとか。三角形の建物の中は、
空に向かって、空中を歩いているかのように感ぜられる階段や、ガラスカーテンウォールからは、
周辺の緑と光が一杯に差込み、建物の中にいて非常に開放的な気分にさせられます。
そして、おすすめは2階の「ミュージアムカフェ」。ひととおり展示物をみたらコーヒーや地元名産のお菓子をいただきながら、
こちらで休憩されてみてはいかがでしょう。
喫茶スペースの横の棚に並ぶ図書は自由に閲覧でき、読書をしながらのティータイムも愉しめます。
一方、このミュージアムが現代建築であれば、3階のテラスからみえる「萬翠荘」は、大正ロマンあふれるフランス風洋館。
大正11年旧松山藩主 松平家十五代当主 久松定謨(ひさまつさだこと)伯爵が、別邸として建設したものです。
こちらでは、数々のイベントや展示が行なわれているほか、一般の方への貸館もされています。
取材当日も結婚式が行なわれていました。こんなすばらしい歴史ある建物でのお式なら、人生の門出でよりいっそう、
素敵な思い出になるに違いありませんね。